文筆家・ライター
東京都出身。4歳からバレエを習い始め、12歳で単身留学。国内外の大学で哲学、心理学、宗教学といった学問を横断し、帰国。現在は、本やアートを題材にしたコラムやレビューを執筆している。舞踊、演劇、すべての身体表現を愛するライターでもある。
2022/07/25
『生命の〈系統樹〉はからみあう ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』作品社 David Quammen/原著, デイヴィッド クォメン/著, 的場 知之/翻訳 原題を直訳すると「からみあう樹 […]
2022/07/22
『女の子脳 男の子脳 神経科学から見る子どもの育て方』NHK出版 リーズ・エリオット/著 スポーツの参加率に大学院への進学率。学業面でも社会的にも、性差という現象はどこにでも現れる。女の子のイ […]
2022/07/21
『森があふれる』河出書房新社 彩瀬まる/著 物語は、作家・埜渡を中心に、彼をとりまく男性編集者、不倫相手、女性編集者らの視点を入れ替えながら綴られていく。その日、編集者の瀬木口は担当作家の埜渡 […]
2022/07/20
『春、死なん』講談社 紗倉まな/著 身体は歳を重ねるごとに老いていくのに、心だけは変わらず性に焦がれているから、どこに心を置いたらいいのかわからない。自分のなかに感じる、居心地の悪さ。本書は […]
2022/07/19
『性そのもの ヒトゲノムの中の男性と女性の探求』法政大学出版局 サラ・S. リチャードソン/著 渡部麻衣子/翻訳 21世紀のはじめに、Y染色体が「退化している」かもしれないというショッキング […]
2022/05/20
『私と鰐と妹の部屋』書肆侃侃房 大前粟生/著 なぜか突然、目からビームが出るようになってしまった妹。足の裏からものを溶かす汗が出るせいで、代えの靴を常に持ち歩かなければならない人。へそからシャ […]
2022/05/19
『三つ編み』 レティシア・コロンバニ/著 齋藤可津子/翻訳 ヒロインとなるのは3人の女性たち。ひとりはインドに棲むスミタ。不可触民(ダリット)の身分から逃れられない彼女は、一族の […]
2022/05/18
『科学の女性差別とたたかう 脳科学から人類の進化史まで』作品社 アンジェラ・サイニー/著 東郷えりか/訳 今日でも私たちは性差の幻想に閉じこめられている。たとえば赤ん坊にピンクや水色を買い与え […]
2022/05/17
『疫病の精神史 ユダヤ・キリスト教の穢れと救い』 竹下節子/著 新型コロナウイルスのために公開ミサが3ヶ月のあいだ禁止されていたフランスのカトリック教会がふたたび信徒を迎え入れたとき、ふたつの […]
2022/05/16
『隠された悲鳴』英治出版 ユニティ・ダウ/著 三辺律子/翻訳 本書の著者であるユニティ・ダウはボツワナの現外務国際協力大臣であり、同国で女性初の最高裁判事でもある。これまで弁護士として女性や子 […]
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