ノンフィクションライター
1965年愛知県生まれ。ノンフィクションライター。最近出した著作は『僕たちはなぜ取材するのか』(森達也氏らとの共著、皓星社)、『黙秘の壁 名古屋・漫画喫茶従業員はなぜ死んだのか』(潮出版社)、近刊に『沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち』(講談社)がある。愛知淑徳大学非常勤講師を長年務める。
2019/11/08
『閑な読書人』晶文社 荻原魚雷/著 著者の荻原魚雷さんに邂逅したのはもう20年以上前のことで、私が小学館の漫画編集部に出入りしていた頃だ。 いまは京都精華大学で教鞭をとっている西 […]
2019/10/15
『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』晶文社 高橋ユキ/著 そもそもマスコミの報道は間違っていたことが、著者の取材であきらかになった。加害者とされる者の家の窓に貼ってあった「つけびして 煙り […]
2018/11/05
『加害者家族』(幻冬舎新書) 鈴木伸元/著 『黙秘の壁ーー名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか』(潮出版)という事件ノンフィクションを書いた縁でーー取材に匿名で応じてもらったのだがーーひ […]
2018/08/30
『評伝 島成郎』筑摩書房 佐藤幹夫/著 一身にして二生を経るような生き方とはこういうものなのか、という感慨を持ちながら読み進めた。とくに「後半の人生」の沖縄で精神科医としてはたらき、沖縄で最期 […]
2018/07/20
『Black Box』文藝春秋 伊藤詩織/著 私の記憶では、レイプ被害当事者が実名と顔をメディアに晒して、被害を本に書きつけることで公にして世に問い、法律や被害者ケアシステムの不備を強く訴えたのは、小林美佳 […]
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