記者・ノンフィクションライター
1984年生まれ、東京都出身。2006年立命館大学法学部卒業後、毎日新聞社に入社。その後、BuzzFeed Japanを経て独立。著書に『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)がある。
2019/01/23
『WORK DESIGN(ワークデザイン)行動経済学でジェンダー格差を克服する』NTT出版 イリス・ボネット/著 池村千秋/訳 大竹文雄/解説 ジェンダーを巡る問題が社会を賑わし続けている。これだけ騒がして […]
2018/12/11
『大江健三郎全小説 第3巻』講談社 大江健三郎/著 戦後文学の一つの到達点であり、偉大な才能であり、最大のタブー作を生み出した作家、それがノーベル文学賞作家・大江健三郎である。彼の社会的発言だけを聞きかじっ […]
2018/11/02
『沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち』 藤井 誠二 /著 9月末にあった沖縄県知事選の取材のため1週間ほど現地取材をしていた。そのなかで、あらためて痛感させられたことがある。僕は沖縄の抱えてきた歴 […]
2018/10/05
『医療現場の行動経済学』東洋経済新報社 大竹文雄・平井啓/編著 医者と患者は「水と油」と同じくらい交わらないものと描かれることが多い。 患者はしばしば医師に不満を持つ。「医者はどうして、数字や […]
2018/09/14
『ノー・ディレクション・ホーム: ボブ・ディランの日々と音楽』 エリザベス トムソン (編集), パトリック ハンフリーズ (編集), Robert Shelton (原著), Elizabeth Thomson (原著 […]
2018/08/16
『きのう何食べた?』モーニング KC よしなが ふみ/著 『きのう何食べた?』は弁護士の筧史朗と美容師の矢吹賢二の暮らしを軸に、彼らの周辺も含めた人間関係と細やかなレシピ付きの家めしを描くマンガだ。2007 […]
2018/07/27
『はじめての沖縄』新曜社刊 岸 政彦/著 この本で、岸政彦が描く沖縄はねじれている。岸は沖縄のフィールドワークを専門とする社会学者である。彼自身は関西を拠点に活動しており、沖縄は研究対象だ。あえて酷な言い方 […]
2018/06/19
『「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明』日経BP社 伊神満/著 仕事をしていて「どうしてうちの会社のオッサンたちはわかってくれないのかなぁ。いつまでも変わらないままだ」と憤ったことはないだろうか? 僕に […]
2018/05/21
『知性は死なないー平成の鬱をこえて』文藝春秋 與那覇潤/著 本書は論壇の寵児だった歴史学者が、うつ病になり肩書きや思考能力を文字通り失うなかで、自身を見つめ、知性とは何かを問い直した一冊である。   […]
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