作家
1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。2013年、修士論文を元にした著書『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)を刊行。2014年に日本経済新聞社を退社。AV出演、ホスト通い、キャバクラ勤務などの経験にもとづいた恋愛、セックスに関する論考などを多数執筆している。近著に『オンナの値段』(講談社)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)などがある。
2018/10/10
『声めぐり』晶文社 齋藤陽道/著 小さい頃、読書が苦手だった。小さい頃といっても中学の途中くらいまでは自分から好き好んで本を読むタイプではなかった。私の母は児童文学や絵本の研究者だったから、自 […]
2018/09/20
『痩せ姫 生きづらさの果てに』KKベストセラーズ エフ=宝泉薫/著 ホストクラブではお客の女性のことを「姫」と呼ぶ。例えば太郎というホストを指名しているお客は太郎さんの姫。太郎さん自身もシャン […]
2018/07/27
『女性政治家の通信簿』小学館 古谷経衡/著 日本のアラサー女性たちの深刻な悩みの一つに、羨ましく、憧れ、尊敬できるようなロールモデルがいない、という問題があるように思う。偉いな、立派だなとか、 […]
2018/07/10
『40歳までにオシャレになりたい!』扶桑社 トミヤマユキコ/著 かつて時代がもう少しシンプルで、全ての女がたった3種類に分かれていた頃、私はその一番右側のグループで、不自然なほど肌を焼いたり、布の存在よりも […]
2018/06/18
『性風俗世界を生きる「おんなのこ」のエスノグラフィ――SM・関係性・「自己」がつむぐもの』明石書店 熊田陽子/著 「元AV女優/作家」なんていうトンデモ系の肩書きで生きていると、夜職女性を扱った本を読んだり […]
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