オナホ売りOLのちょっと変わった仕事を紹介します! アダルドグッズメーカーってどんなイメージ?【オナホ売りOLの日常 vol.01】
オナホ売りOLの日常

 

はじめに

 

今回、マンガの隣にエッセイを書かせてもらいます堀江もちこです。普段は、アダルトDVDや大人のおもちゃを販売するメーカー「トータル・メディア・エージェンシー(TMA)」で、営業として働いています。

 

この会社に入ったのは2016年。現在(2019年)、入社してから3年がたちました。営業の仕事をするようになったのは、この会社の前、別のAVメーカー会社にいたときです。営業歴は4年くらい。それより前は、Web制作会社や広告代理店でライターをしていました。

 

実は、AV業界に入る前は、「営業職」にちょっとアレルギーがありまして……「ガツガツしていて怖い」「押し売りしないといけない」「ノルマがあって辛い」なんてマイナスイメージを持っていました。

 

そもそも、最初に入社したAVメーカーでは、広報職として採用されました。広報って華やかそう、かっこよさそう、ライターの経験も活かせそう!! と夢想しながら入社(実際、広報は大変な仕事も多いと思いますが)。しかし、営業職の人が退職した影響で、急きょ営業をやることに……。

 

最初は、嫌で嫌で仕方なかった。雑誌社と打ち合わせして、記事書いて、という仕事を想像していたのに、なんで、アダルトショップめぐりしないといけないんだろう。もうやだ。やめたい。営業先の人に「わたし、こんなことしたくないんです」とグチを言うくらいのダメダメ営業でした。

 

それでも、担当店舗の方々は決して見放さず、厳しかったり、優しかったり、くだらなかったり、下ネタだったり、色んなアドバイスをくれて、たくさんの商談をして、たくさん提案して、提案を実現させて、仕事がどんどん楽しくなっていきました。 今は、やってきたどの仕事よりも面白いと感じています。そんな、楽しくて、ちょっと変なわたしの仕事を紹介したいと思います。

オナホ売りOLの日常

文:堀江もちこ(ほりえ もちこ) マンガ:菅原県(すがわら けん)

この連載は… 大人のおもちゃメーカーで働く営業職OLの日常を、マンガとエッセイでつづります。 「どんな仕事をしているの?」「エロいことばかりしてるの?」などのよくある質問にお答えしつつ、日々、オナホを売る中で感じたことなどをつらつらとお届けします。 文:堀江もちこ(ほりえ もちこ) AVやアダルトグッズを制作・販売する株式会社トータル・メディア・エージェンシー(TMA。グッズ部門の名称はタマトイズ)の営業担当。勤続3年目。営業以外にパッケージのライティングやコスプレをすることもある。推しの自社商品は「もぎゅっと!HUGボディ」「俺専用中出し肉便器」。好きなAV女優はあべみかこ。 ツイッター @CO_mochi_mochi ブログ http://mochi-mochi.hateblo.jp/ マンガ:菅原県(すがわら けん) マンガ家・イラストレーター。2004年、集英社主催のギャグ漫画新人賞年間グランプリを受賞。その後、「週刊ヤングジャンプ」で連載デビュー。雑誌、Web、書籍などで幅広く活動中。主な作品に『モンスターOLうるみ』(マイナビニュース)、『Mr.上から目線』(LINEスタンプ)などがある。
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