akane
2019/02/06
akane
2019/02/06
私たちが普段、約束だよと交わすのは見える約束です。それに対して、私たちが生まれながらに持ってきたもの、それが見えない約束です。(中略)それは、運命とかシナリオ、あるいは今生の課題(宿題)と呼ばれます。(中略)
でも、見えない約束に執着しないこと。毎日の生活で「得る」もの、ふと「気づく」もの、そこで「学ぶ」もの。私たちがあちらの世界で交わした約束とは、そういうものだと思います。(はじめにより)
医療の現場で35年過ごした著者が、生と死を見つめ、たどり着いたこの世に生きることの意味とは?
1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。2016年3月に任期満了退官。著書には『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『悩まない』(ダイヤモンド社)、『天皇』(扶桑社)など多数。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.