akane
2019/06/19
akane
2019/06/19
太陽はどのような存在だろうか。
地球と人類にとって、太陽は最大のエネルギー源で、このエネルギーで生命は繁栄してきた。 この星は、毎日、決まって姿を現し、毎日、同じように輝き、毎年、同じ季節のめぐりをもたらす「変わらない存在」として認識されてきた。
しかし、いま、太陽は「変わる存在」として認識され始め、地球や人類、社会のインフラに様々な影響を及ぼしていることが分かってきている。
太陽面の爆発は地球に何をもたらすのか? フレアとは?
地球温暖化との関係は? 宇宙天気予報の可能性とは?
いま、社会的に注目される「太陽物理学」を豊富な観測データを用いて分かりやすく解説。
1961年長野県松本市生まれ。国立天文台准教授(太陽観測科学プロジェクト)。 京都大学理学部卒・同大学院博士課程修了、理学博士。 日本学術振興会特別研究員を経て国立天文台に移り、助手として野辺山太陽電波観測所に勤務。 その後、助教授、配置換え等を経て、現在は国立天文台三鷹キャンパスで行っている太陽観測の統括を担っている。著書に『シリーズ現代の天文学・太陽』(日本評論社、共著)などがある。
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