akane
2018/03/20
akane
2018/03/20
女の生き方は時代によって左右される――。
「女性活躍」時代のリアル。管理職への昇進を拒む深い葛藤、やりがいと低賃金の狭間に生きる姿、「勝ち組」の敗北感、認められない家庭生活での活躍、そして男をも襲うプレッシャー。「女性活躍」推進の期待が高まる一方、「産め働け活躍しろ……!冗談じゃない! 」女たちは規範の押し付けに悩み、苦しみ、怒っている。
人びとの等身大の本音を長年にわたる定点観測ルポで掬い上げ、時代ごとの生き方トレンドに翻弄される、一人ひとりの働きづらさや生きづらさの本質を解き明かし、それぞれが希望の光を見出せる社会を考える。
京都市生まれ。ジャーナリスト、近畿大学教授(社会学)。元新聞記者。博士(政策・メディア)。ニューヨーク大学文理大学院修士課程修了。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。男女の生きづらさ、医療・福祉、労働、家族などをテーマに、ルポルタージュや評論、学術論文を国内外で発表。『男性漂流 男たちは何におびえているか』(講談社)がベストセラーとなり、台湾や韓国でも刊行された。著書はほかに、『男という名の絶望 病としての夫・父・息子』(幻冬舎)、『男はつらいらしい』(文庫版:講談社)。20 年近くにわたり、取材対象者一人ひとりに継続的なインタビューを続け、取材者総数は男女合わせて400 人を超える。日本文藝家協会会員。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.