ryomiyagi
2021/05/19
ryomiyagi
2021/05/19
1985年8月12日、日航ジャンボ機の御巣鷹山墜落事故……
最愛の夫であり、無二のアーティストであった坂本九との突然の別れから物語は始まる。
「数字がつけられるなら100パーセント」
そんな家族4人の幸せな暮らしから一転、慟哭と茫然自失の日々。
自らを奮い立たせるようにして仕事を再開し、2人の娘たちと新たな暮らしを紡ぎなおしながらも、慣れない事務所運営、困難を極め、心が痛くなるような補償交渉など、乗り越えなければならない現実が……。
しかし、家族や周囲の人々の愛を受けながら、著者は36年間一歩一歩「それから」を歩き続けてきた。
そして今、毎年恒例となった母娘ユニット「ママエセフィーユ」のライブ活動や、料理、バラづくりなど、ポジティブにチャレンジし続ける姿がブログや雑誌などを通じて多くの女性に元気を与えている。
どんなに辛い日々があっても、必ずまた立ち上がれる、また笑顔になれる……。
坂本九、生誕80年の記念イヤーに贈る、特別なストーリー。
1947年12月、東京世田谷区生まれ。 ⼩学生の時に劇団若草に入団。雑誌『⼥学生の友』などのモデルをつとめる。 高校生で松⽵映画『明⽇の夢があふれている』(1964)で映画デビュー。 『これが⻘春だ』『細腕繁盛記』『新妻鏡』『華麗なる⼀族』など数々のドラマで人気に。 1971年に坂本九と結婚。二人の娘の子育てをしながら⼥優活動を続けるほか、 『なるほど! ザ・ワールド』などのクイズ番組にも出演。 1985年、日航機墜落事故で最愛の夫を失う。 家族愛と絆について執筆した本『上を向いて歩こう』(扶桑社)は20万部を越えるベストセラーに。 著書をベースとした講演も全国で開催。 2004年、長⼥⼤島花⼦、次⼥舞坂ゆき⼦と家族ユニット「ママ エ セフィーユ」を結成。 CD アルバム『⼼の瞳』や、3人揃ってコーラスで参加した坂本九の名曲「⼼の瞳」のリマスター盤をリリース。 毎年恒例のクリスマスコンサートは毎回すぐに完売するほどの人気。 2019年には坂本九の「⼼の瞳」へのアンサーソング「瞳をとじて〜坂本九に捧ぐ」をリリース。 オフィシャルブログは、同世代の⼥性を中⼼に⽀持され、⼥優部⾨ではつねに上位にランクイン。
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