ryomiyagi
2021/10/26
ryomiyagi
2021/10/26
大学人よ、野蛮さを取り戻せ!
大学が、社会にとっても、学生にとっても、研究者にとっても価値ある存在であるためには、そこで行われている研究の何たるかを広く、深く、理解してもらう必要がある。「野蛮な大学」の持つ大きなポテンシャルを社会全体で認めることからしか、日本の学術の立て直しは始まらない。「京大変人講座」主催の京大名物教授が、大学、研究、教養の本質をズバリ指摘する。真に豊かな社会のための大学改革論。
1957年、静岡県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。 2021年4月からは静岡県立大学副学長を兼任。1980年、京都大学理学部を卒業。 1981年、同大学院理学研究科修士課程中退後に助手として採用され、 以来同大学一筋に40年在籍。専門は地球流体力学。現在、京都大学随一の古株として 大学の未来に危機感を抱き「京大変人講座」を開講するも、 自身は変人でありつつちゃんとした常識人。 著書に、『京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略』(集英社新書)、 『都市を冷やすフラクタル日除け』(成山堂書店)。 共著に、『京大変人講座』『もっと! 京大変人講座』(ともに三笠書房)。
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