akane
2019/05/22
あらゆる病に共通する原因
akane
2019/05/22
肥満や糖尿病は、糖質が原因と認知されつつあるが、その他の多くの疾患も、元をたどれば一つの原因につながる――糖質の過剰摂取である。
医療の現場ではまだ少数派の考え方だが、研究成果は世界中で報告され始めている。
著者は七千を超える論文を参照しつつ、「糖質過剰症候群」という新しい概念を提唱。
裏付けのある形で様々な疾患(糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、がん、脂質異常症、アルツハイマー病、うつ病、骨粗しょう症、片頭痛、非アルコール性脂肪肝、緑内障、白内障、加齢黄斑変性などの眼科疾患、変形性関節症、五十肩、脊柱管狭窄症、サルコペニア、甲状腺機能低下症、不妊症、子宮内膜症、乾癬、ニキビ、脱毛症、逆流性食道炎、難聴、パーキンソン病、前立腺肥大、頻尿……等々)と糖質過剰摂取との関係を説く。
1967年愛知県生まれ。北海道大学医学部卒業。医師。新川新道整形外科病院(札幌市北区)副院長。 日本麻酔科学会専門医。ペインクリニック(痛み専門の治療)で運動選手の治療にもあたる。 痛みの治療だけでなく、背景にある栄養不足や糖質過剰を指摘し、患者の食事の相談にも積極的に対応している。自らも糖質制限によりメタボを脱出。 それを機に健康や医療に関する定説に疑問を抱き、様々な勉強を重ね、学んだことを一般の人に還元するためにブログ「ドクターシミズのひとりごと」を開設、日々更新中。 著書に『運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない――パフォーマンスを上げる「糖質制限」食事法』(廣済堂健康人新書)がある。
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