写真家・作家
90年代から写真家としてのキャリアをスタートさせ、以後エディトリアル、コマーシャル、アートの分野を中心として活動。主な写真集として、2年間のバックパッカー時代の世界一周旅行記『ライドライドライド』、家族との日常を綴った愛しさと切なさに満ちた『もう家に帰ろう』、南米女性を現地で30人撮り下ろした太陽の輝きを感じさせる『肉』、沖縄の神々しい光と色をスピリチュアルに切り取った『あおあお』、高層ホテルの一室にヌードで佇む女性52人を撮った都市論的な,試みでもある『sketches of tokyo』、山岳写真とヌードを対比させる構成が新奇な『山と肌』など、一昨ごとに変わる表現法をスタイルとし、それによって写真を超えていこうとする試みは、アンチスタイルな全体写真家としてユニークな位置にいる。また小説家としても知られ著作に『誰も死なない恋愛小説』『ドライブ』がある。第34回講談社出版文化賞写真賞受賞
2023/02/03
『無国籍と複数国籍』光文社新書 陳天璽/著 今回手にした『無国籍と複数国家』を読み進めていると、ジョン・レノンさんの有名な曲『イマジン』がいつの間にか心の中で響いていることが多かった。「国なんてないんだと想 […]
2023/02/02
『世界を支配する人々だけが知っている10の方程式』光文社 デイヴィッド・サンプター/著 千葉 敏生 /訳 おそらく私たちの誰もが、自身や家族の幸福を願っている。まず、何よりも自分とその近しい人のことを第一 […]
2023/02/01
『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』光文社未来ライブラリー ジェームズ・ブラッドワース/著 濱野大道/訳 旅をしていると、地域ごとの差異に驚く機会は減り、むしろ均一化する世界をため息混じりに実 […]
2023/01/31
『SHOE LIFE』光文社 本明秀文/著 サクセスストーリーというものは、その時代を突き抜けぶった切った人の物語という点で、大抵痛快なものであるように、400億円のスニーカーショップを作った男・本明秀文さ […]
2022/08/25
『世界は宗教で動いている』光文社新書 橋爪大二郎/著 世界が宗教で動いている、ということは、誰もがなんとなく分かっていることだと思う。 歴史の教科書に載っているような宗教間の争い、現代史の様々な局面で取り沙 […]
2022/06/13
『「現代写真」の系譜 写真家たちの肉声から辿る』光文社新書 圓井 義典/著 写真ってなんだろう? 自分がそれを生業にしておきながら、こういう問いに向かい合う機会は少なかった。敢えて避けてきたの […]
2022/04/18
『CONFLICTED 衝突を成果に変える方法』光文社 イアン・レズリー/著 橋本篤史/訳 タイトルにあるコンフリクテッドとは、衝突・対立・葛藤を抱えた状態を指す。わたしたちの日常生活では、他者とのコミュニ […]
2022/03/24
『ヒクソン・グレイシー自伝』亜紀書房 ヒクソン・グレイシー/著 武士道、というものがある。 それを書名とした、世界的にも有名な本をいまだに読んでいない私が、武士道を語ることはできないのだが、多 […]
2022/01/17
『癒す人の教科書』光文社 本郷綜海/著 スピリチュアルものって、受け入れられる人とそうでない人がはっきり分かれると感じる。嫌いな人は、嫌煙家が喫煙者に対して持つ悪感情よりもさらに大きなものを抱く、ような気が […]
2021/12/16
『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』光文社新書 桐村里紗/著 健康は大切だと、ある程度歳を重ねた人ならば実感しているけれど、なんだか本気になれずに、ぼんやりとした知識から一歩前に進めず、詰 […]
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